特別講義のご案内

★ 宇宙が作る鏡 宇宙を映す鏡

<講師>:林 左絵子 氏(東京大学カブリ数物連携宇宙機構  特任教授・副事務部門長
<日時>:2024年 6月9日(日) 14:00〜
<講義形態>:対面/オンライン(zoom)/録画視聴
<受講料>:2,000円

お申し込みはこちらからお願いいたします。


今日の夕食は作り置きの手料理を冷蔵庫から出してチーンで一丁上がり...  その時の入れ物と、すばる望遠鏡や次世代望遠鏡の鏡に使われる材料に共通点があります。もちろん、先代の星たちによって作られた元素から出来ている。でも急激な温度変化があっても形が変わらない(ので割れない)理由は、ふつうのガラスに比べ特別な成分を加えているためです。そうは言ってもやはり熱は大敵。現代の望遠鏡の鏡の作り方や熱の影響を抑え鮮明な画像を得る工夫について、ご紹介いたします。 

★ X線で見る宇宙の姿
  - 人工衛星からの観測 -

<講師>:芹野 素子 氏(青山学院大学 助教
<日時>:2024年 6月30日(日) 14:00〜
<講義形態>:対面/オンライン(zoom)/録画視聴
<受講料>:2,000円

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X線を放つ星は太陽を含め多く存在しますが、星からのX線は地球の大気に吸収されるため、地上から観測することはできません。したがって、X線で輝く星の姿をとらえるには宇宙に出る必要があります。今回は、地上を離れ人工衛星からの観測を行うにはどのような困難があるか、X線で宇宙を見るとどのようなことがわかるのかについて、最近の成果も交えてお話します。