プログラミングの世界へようこそ

「プログラミングの世界へようこそ」シラバス

ベーシックコース (全6回) (担当:小原 拓真)

プログラミングができるようになると、自分でグラフを描いたり、何かを解かせたり、どうなるのかを自分で試して検証するなど、世界が広がります。その世界は天文分野だけにとどまらず、創造力を自由に発揮していけます。
 しかし、初心者が独学でプログラミングを学ぶと、挫折する可能性が高くなります。まず、プログラミングに必要な環境を自分で準備しなければなりませんが、パソコンがあまり得意でない場合は、環境を作ることのハードルが高いです。プログラムを書いていると、バグやエラーが出た時、わからないことを全て自分一人で調べなければなりませんが、どうしたらよいかわからない状況に陥りがちです。不明な箇所を質問できる人がいなければ、学ぶ意欲が低下してしまうかもしれません。

 そこで本講座では、プログラミングが初めての方を対象として、丁寧にわかりやすく教える講師と開発環境を作るところから始めます。プログラミング言語は、天文分野に急速に広まったPython(パイソン)を使用し、開発環境は Jupyter Notebook(ジュピター ノートブック)を使用します。これらは無料で利用できます。
 すぐに質問できる穏やかで丁寧な講師のもとで学ぶことで、プログラミングの基礎がわかるようになり、天文学を楽しむための強力なツールを手に入れられます。

 春学期には全6回で、PythonとJupyter Notebookをダウンロードしてインストールするところから始めてPythonの重要な文法を少しずつ学び、最後にグラフを描くことができるようになります。
 さらに興味のある人には、秋学期に全3回程度(予定)で天文学のテーマについて詳しく扱う講座「続・プログラミングの世界」(仮題)を開講予定です。

天文が好きな仲間と一緒に、プログラミングの世界へ一歩を踏み出してみませんか?

初回講義日 : 5月28日(日) 10:30~11:40
2回目以降の講義日は、参加者と日程調整のうえ決定します。

受講料 : 全6回 計24,000円(ベーシックコース6回分)

※ パソコンをお持ちでない方には、教室のWindowsノートパソコンをお貸しすることも可能ですので、ご相談ください。