自分で解く天文学

自分で解く天文学」シラバス

ベーシックコース (全14回) (リレー講義)

天文学は物理学を基礎とした学問ですが、問題に対するアプローチは他の分野にはない独特の手法が存在します。それは、天文学が我々から手の届かない場所にある天体や現象を研究する、"リモートセンシング"という分野に分類されることとも関係しています。本講義では、そうした天文学のあらゆる分野の基本的・伝統的な問題を演習形式で取り扱っていきます。

講義は、①イントロ、②出題、③解答解説の3つで構成されます。
①イントロでは設問の背景やヒントとなる事項の解説を行います。受講者の方には講義中に
②出題された問題を解き、次の講義までに提出していただきます。それらはすべて担当講師によって添削され、次回の講義にて丁寧な
③解答解説が行われます。

本講義は通年講義です。本講義の狙いは、天文学の課題に対して「答えを予測する力」を養うことです。受講者の方に余裕のある考察時間を確保するため、講義は隔週開講(前期に7回、後期に6回の計13回)の設定となっています。